すぐに壊れるくせに、すぐに裏切るくせに、いつか忘れてしまうくせに、生きていく上で必要不可欠と言っても過言じゃない。
甚だばからしい。
この世の全てに絶望
恋人夫婦間の揺るぎない信頼を羨望し、愛する人のために心を尽くしたいと思う瞬間が何度あっただろう。
"幸せは人それぞれ"って最もらしい言葉ではあるけれども、孤独で彩りのない日々の中で小さな幸せを見出してまで生きることに意味があるのか。
人の想いを踏み躙った過去が、事実が、今日も自分を苦しめる。
確かに今は幸せだ、断言できる。
けれどもどん底に堕ちる未来は変えられない、それは過去の自分の振る舞いが証明している。
この幸せが壊れることに怯えて生きるくらいならば、いっそのこと捨ててしまえばいいのだろうか。
否、そんな勇気は当然ない。
今日も重い十字架を背負ったまま、不幸を孕んだ束の間の幸せの中で懸命に踊り続ける。
糸が切れて動けなくなる前に。
自由気ままに、でも"生"に向かって懸命なのらねこになりたい。
ありのままに、でも"誰か"に愛されるのらねこになりたい。
自然と涙が溢れた、頬が冷たい。
辛くても踏ん張って前を向くしかない、ただそれだけ。
自分は喉から手が出るほどに欲しているのに、他人はそれを平気で蔑ろにする。
そんな現実に絶望して、何度も打ちひしがれる。
これ以上に辛い未来が待っている、未来はきっと変えられない。
そんな事実に耐えられない。
本当に死にたい、ただそれだけ。
最近生きることがしんどいし、つまらない。
当然死ぬ勇気もなく、明日が来ることに絶望する。
生きることに意義を見出す必要なんてきっとないのに。
生きるってどういうこと?